「あ~めんどくさ~」なんて思いながら、離乳食を作っていた覚えがある。
子供のためなのに!と、世間からお叱りをいただきそうな発言だよね(笑)
みんなは離乳食作り、楽しんでやってる?
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離乳食作りは意外と大変
実は、離乳食作りは大変だなって思っているママはけっこう多いんだ。
生後6か月くらいになると、いよいよ始まる離乳食。
この離乳食作り、実際にやってみるとわかるけど
意外と大変なんだよ。
食材を切って煮込んでつぶして冷まして。
それから自分たちの食事も作らなきゃいけないし。
赤ちゃんの面倒を見ながらの作業は、はかどらないことも多い。
私には、この離乳食作りがかなり苦痛だったよ。
どうしたら簡単に作れるか、どうしたら時短できるか、そればかり考えてた。
離乳食の冷凍保存にも欠点がある
離乳食の冷凍保存、多くのママが実践していると思う。
少し多めに作って、一回分ずつ小分けにして冷凍。
必要な時はレンジでチンすれば、はい出来上がり!
楽ちんだよね~。すばらしい文明の力。
でもこの冷凍保存って、1つだけ欠点があるの知ってる?
それは一週間くらいしか日持ちしないってこと。
ということは、早めに使い切らなきゃいけないってことだよね。
例えば3種類くらい冷凍保存しておいたとしたら、
数日間は同じメニューの繰り返しということになる。
まぁ頑張ればもうちょっと長くいけるのかもしれないけれど、
衛生的にもしっかり管理したものを与えたいよね。
それに赤ちゃんとはいえ、同じメニューを繰り返し与えていると飽きてくるみたいなんだ。
うちの息子も食べるのは最初だけで、3日目ともなるとほとんど食べてくれなかった。
それに、同じメニューを繰り返し食べさせることが、
好き嫌いを作ってしまうキッカケになってしまうこともあるんだよ。
そんな欠点もある冷凍保存だけど、でも逆に言うなら
週に一度まとめて仕込んでしまえば、あとは作る必要がない
ということでもある。
これって大きなメリットだよね。
じゃぁこのメリットの部分をフル活用してみたらどうかな。
離乳食作りで手抜きする方法
離乳食前期が一番手抜きしやすい
離乳食を始めたばかりの頃って、ミルク以外の物を口に入れる練習なので
味付けなんかはほとんど必要ない。
食べ物本来の味だけで慣れさせるのが基本だよ。
冷凍保存のポイントとしては、完成した状態のものを冷凍するんじゃなくて、
素材ごとに分けて冷凍するということ。
おかゆ、人参、じゃがも、ホウレン草、さつまいも、などなど。
やわらかく煮て裏ごしした状態で、種類ごとに分けて冷凍しておこう。
そして食べさせる時は、それを2~3種類混ぜてチンすればいいだけ。
今日はおかゆとホウレン草。
明日はにんじんとさつまいも。
というように、その時の気分でいろいろ組み合わせることができるので、
飽きて食べなくなるということがあまりなくなるんだ。
その日の気分でいろんな組み合わせを試してると
好きなもの嫌いなものが、だんだん見えてきておもしろいよ。
離乳食中期の手抜き法
中期になると、クリーム状ではなく、
少しつぶの残った状態のものをあげるようになる。
そしてこの頃から、ほんのちょっとだけ味のついたものも与えるようにしよう。
基本的には、軽くつぶしたものを、前期と同じように素材ごとに冷凍するといい。
ただ前期と違うのは、少しつぶが残っているので、
うまく飲み込めないかもしれないということ。
そんな時は、片栗粉でとろみをつけてあげると飲み込みやすくなるよ。
そこで一工夫。
とろみソースで味に変化をつけてあげよう。
塩味のソース、醤油味のソース、砂糖味のソース、バター風味のソースなど数種類作って、
これもまた冷凍しておくといいね。
食べさせるときは、素材の他にソースも一緒にチンすれば簡単にできる。
ただし、つぶが残った状態で冷凍に向かない素材(じゃがいも、豆腐など)もあるので
注意しようね。
それと、味付けするのはほんの少しだけ。
大人が食べてみて、味気ないな~ってくらいが調度いいよ。
離乳食後期はぐんと楽になる
後期にもなるとパンや麺類なども食べられるようになるよ。
バナナくらいの硬さが目安。
ただ、味付けはまだ薄味のままね。
味付け以外は大人と同じものを食べられることもあるので、
大人用の食事を味付けする前に少しいただいちゃおう。
カレーライスのルーを入れる前のものとか、パスタを味付けする前のものとか、
自分たちの食事を作るついでにできるから、前期や中期に比べるとだいぶ楽になると思うよ。
この頃になると、わざわざ手抜きするほどのこともなくなるかもしれないね。
究極の手抜き法はこれだ!
究極の手抜き法。それは・・・
市販のベビーフードを使ってしまえ~!
これまたお叱りを受けそうな発言(笑)
「市販のベビーフードは塩分が含まれるものもあるので成分表示に気を付けてください」
なんてこと、保健婦さんから指導されたりしなかった?
そのため、与えるのをためらってしまうママも多いんだ。
確かに塩分のとりすぎは赤ちゃんの内臓に負担をかけるし、
味の濃いものを好むようになってしまうことはあるのかもしれない。
でも、たま~に食べさせる分にはあまり神経質になる必要はないよ。
毎日のように与えるのはちょっと問題あるかもしれないけどね。
実は私も、最初は市販のベビーフードをあげるのに抵抗があったよ。
けれど考え方を変えてみたんだ。
1週間×3食=21食でしょ?
その21食のうちの数回ベビーフード食べたからと言って、
それほど大きな影響は出ないでしょ。
実は私の友人で、離乳食のほとんどをベビーフードに頼っていたママがいるんだ。
だけど、その子もなんら問題なくすくすくと育っているよ。
それ見て、「あ~大丈夫なんだ」ってね。
市販のベビフードは、うまく使えば忙しいママの強い味方になってくれるはず。
利用しない手はないよ。
栄養がちゃんととれてるか心配
家事や育児で疲れているママや、仕事で忙しいママにとって、
栄養バランスのとれた食事を作るのは大きな負担になってしまう。
ちゃんと食べてくれてはいるけど、しっかり栄養が摂れてるのか心配になることあるよね。
でもこの時期はまだ「食べる練習をする」時期なんだ。
だから栄養に関してはあまり深く考えなくても大丈夫だよ。
なんなら、母乳やフォローアップミルクに頼ることができる時期だし、
どうしても心配ならそういったものを利用すればいい。
適度にずぼらに、肩の力を抜いて離乳時期を乗り越えよう!
今回の格言
手抜きは悪いことじゃない